構造物表層の定量的欠陥診断を効率化する熱伝導ホログラフィ法の開発
研究代表者 |
増田 新 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 赤外線カメラで撮影した構造物表面の温度画像から、剥離など表層内部の空洞欠陥の存在位置および形状を再構成する実用的な定量的診断技術を開発する。温度画像を無限平板モデルに周期的に埋め込むことによって熱伝導モデルを大幅に単純化し、安定した逆解析を可能にする。定常熱伝導モデルから非定常熱伝導モデルへの拡張を行うとともに、画像の境界付近に出現する虚像の除去、正則化パラメータの適応的決定、さらに欠陥厚さの検出について検討を行う。
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