斜面モニタリングシステムにおけるテンシオメータの改良
研究代表者 |
酒匂 一成 立命館大学, COE推進機構, ポストドクトラルフェロー
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 降雨時の斜面崩壊を予知・予測するためには、土中の含水状態を把握することが重要である。これまでは、テンシオメータを用いて土中の間隙水圧を計測するシステムの開発を行ってきた。しかしながら、長期現地計測において晴天が続き土中の含水量が低下すると、テンシオメータ内に満たされていた脱気水が抜けてしまうことが多々生じ、その都度、現地へ脱気水の補充を行わなければならなかった。本研究では、テンシオメータへの自動給水機器の開発および脱気水の抜けにくい機構の開発を行い、メンテナンスの容易化を目指す。また、これまでのテンシオメータ設置経験に基づき、より設置が容易にできる構造となるよう改良を施す。
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