乳癌治療の成績を改善する迅速診断キットの開発と応用
研究代表者 |
茶野 徳宏 滋賀医科大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | RB1CC1は新規の癌抑制因子で、乳癌組織におけるその発現評価は治療成績の早期診断を可能とする。更に、この診断とp53癌抑制因子の機能評価を組み合わせることはより詳細な予後判定を可能とし、治療法選択の判断指針にもなりうる。これら成果を実際の乳癌治療に生かすため、乳癌組織におけるRB1CC1、p53発現の迅速診断キットを作成する。これを本課題の目標とする。作成されたキットは乳癌に限らず、より多くの癌に対して有用な情報を提供することが可能である。
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