研究代表者 |
岩崎 博道 福井大学, 医学部 病態制御医学講座・内科学(1)領域, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 近年、医療技術の進歩に伴い、感染に対する免疫機能の低下した患者が増加したため、無菌室設置をはじめ、感染防御を目的とした環境整備が大きな課題となっている。本研究では加熱滅菌法(3Dヒーター)を改良し、空気中のすべての浮遊細菌を焼却し、無菌化することに初めて着眼した空気清浄化装置の実用化への検討を目的とする。最も滅菌の困難とされる耐熱性芽胞菌の死滅について検証し、安全性を確立するとともに、病室での臨床応用についても実施する。これまでのHEPAフィルター式に比べ、高い無菌化効率を有することに加え、維持費の抑制が可能であり、実用化を目指す。
|