Ti合金製人工骨表面への人体に安全で環境負荷の低い多孔質形成法の開発
研究代表者 |
岡田 太郎 滋賀県工業技術総合センター, 機械電子担当, 技師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 骨折の治療において、高齢者等の回復力の弱い患者に対してはTi合金製の人工骨が使用される。人工骨には骨組織との長期的で強い結合性が求められるため、その表面に多孔質状の加工が施されており、再生した骨組織が多孔質部に入り込んで結合性を高め、治療後に緩んで外れてしまうという重大な医療事故の発生を防止している。本研究においては、Ti合金製人工骨表面を多孔質状に加工するために、食塩水をベースとする溶液中での電気分解を用いる。食塩水という入手・取り扱いが容易な溶液を用い、既存の加工法に比べ人体に安全かつ環境負荷の低い多孔質形成法を開発する。
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