食品や環境中の有害微生物検出を目的とした高感度DNAバイオセンサの構築
研究代表者 |
末 信一朗 福井大学, 大学院工学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 微生物の検出は培養法が一般的であるが、時間を要すること、感度が低いこと、ごく一部の微生物しか検知できないなど多くの問題がある。一方、遺伝子増幅(PCR)法は、特異性、感度などが優れているが、増幅物の検出方法が難しく発癌性のある特殊な試薬を必要とする。そこで耐熱性酵素を検出素子とした電気化学的検出法に基づいた食品・環境中の有害微生物のDNAレベルで測定できる迅速・簡便・高感度なバイオセンサを構築する。
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