長生き酵母遺伝子の解析と微生物発酵生産性向上への応用
研究代表者 |
饗場 浩文 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 微生物による醸造や発酵生産は、日本が世界をリードする重要産業である。微生物を回分培養すると、対数増殖期から定常期を経て、生物活性が著しく損なわれる死滅期に入る。最近我々は分裂酵母を用いて、定常期での生存率を長期間維持させる新規遺伝子を見いだした。定常期での生存率は細胞の経時寿命と定義されることから我々はこの遺伝子を、「長生き遺伝子」と呼称している。本課題ではこの長生き遺伝子の機能解析をもとに、発酵生産微生物の長寿命化を図り、生産性の向上へと結びつけることを目指す。
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