原子効率の高い触媒的ベンゾオキサゾール合成法の開発
研究代表者 |
上田 聡 岐阜薬科大学, 薬科学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本研究では医薬品、機能性材料に見出される重要な基本骨格であるベンゾオキサゾールの効率的合成法の開発を目的とし、原子効率の高い芳香族C-H活性化を機軸とした新規な触媒的合成方法論の開発を推進する。本合成法では銅触媒存在下、オルト位に置換基を有さないベンズアニリドからベンゾオキサゾールを単一工程で得ることができる。本反応の工業的実用化に向けて、触媒活性の向上と基質一般性の拡張を課題に研究を展開する。
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