研究代表者 |
林 攀梅 豊橋技術科学大学, 電気・電子工学系, 特任准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本研究開発は、記録材料に希土類鉄ガーネット材料などの無機透明強磁性体を用い、ホログラムを微細な磁区のパターンとして記録することで、カートリッジ不要で書き換え可能な新しい超高密度(磁気)ホログラムメモリを実現しようとするものである。既に数ミクロン程度の厚いイットリウム鉄ガーネット膜を用いて、0.1%に達する高い回折効率をもつホログラムの記録・再生・消去に成功している。本研究はこれらの成果を踏まえ、メモリとして重要なホログラムの多重性やビットエラーレート(BER)、S/Nなどの基礎性能を探求することで、将来的にはコンシューマ市場への投入ができるホログラムメモリを世界に先駆け実現しようとするものである。
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