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乳癌に対する腫瘍特異的温熱免疫治療法の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
今井 常夫
名古屋大学, 医学部附属病院, 講師
研究期間 (年度)
2008
概要
鉄の微粒子(マグネタイト)に交番磁場を照射すると発熱する性質を癌治療に応用する。マグネタイトを脂質(リポソーム)で包んだナノ微粒子の表面に、乳癌に対するモノクローナル抗体(ハーセプチン)を結合させたハーセプチン結合マグネトリポソーム(HML)を開発した。再発乳癌組織にHMLを局所注射し、交番磁場照射で腫瘍特異的な温度上昇を生じさせ腫瘍を縮小させる温熱免疫療法を実施し、この治療法の安全性を確認する。