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低分子RNAを利用したRNA農薬による植物寄生性線虫防除法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

佐藤 豊  名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 助教授

研究期間 (年度) 2008
概要線虫による農作物被害は甚大であるが、線虫汚染土壌から線虫を完全に駆逐することは不可能であり、根本的な対策が待たれている。そこで、本試験により植物が生産する低分子RNAを線虫防除の農薬として利用する新規システムの開発を行う。線虫ではエサとして摂取した2重鎖RNA由来の低分子RNAがトリガーとなり、線虫の遺伝子発現が抑制される。そこで、線虫の増殖に必須な遺伝子の2重鎖RNAを植物に作らせることにより、その植物に寄生する線虫の増殖とそれによる被害を抑えるためのシステムを構築する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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