研究代表者 |
樋口 真弘 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 有害物質や新種ウィルス等の迅速・簡便な環境モニタリングシステムの構築が全世界的に重要視されている。従来、特定の物質を高感度に認識する受容体が種々報告されいるが、これらは各々の認識対象物質に対しその都度、受容体の分子設計・合成を行わなければならず、また、その検出には大掛かりな分析システムを必要とした。本研究では、空港等における新規感染症の迅速な初期診断や、家庭でのパーソナルユーズの汚染物質の簡易モニタリングシステム構築を目的に、物質認識及び、その認識情報の変換・伝達機能を併せ持つセンシングチップを簡便・迅速に構築する手法の開発、及びそのシステム化に関する検討を行う。
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