石炭燃焼から発生するサブミクロンオーダーの粒子状浮遊物質低減剤の開発
研究代表者 |
二宮 善彦 中部大学, 工学部応用化学科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 石炭燃焼からの粒子状浮遊物質(PM1)の発生量は、低品位石炭の使用に伴い増加傾向にある。電気集塵機は1μm程度の粒子の捕集効率が悪く、煙突からの微粒子の排出を抑えるためには、この大きさの粒子の発生を抑える必要がある。発生粒子の粒径制御を行うために、間伐材などを乾留して得られる木酢液をベースにした添加剤を開発し、さらにこの添加剤に脱硫機能をもたせることにより、脱硫・PM1の同時低減を目標に実施する。
|