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神経系遺伝子発現に影響を与えるII型ピレスロイドの修飾と脳機能改善効果

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

津田 正明  富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学)薬学部, 教授

研究期間 (年度) 2008
概要従来の脳神経疾患治療薬の多くは、神経伝達部物質の再取り込みや分解抑制を介している。最近、記憶・学習など長期的な神経機能変化には、遺伝子発現の関与することが明らかになってきた。代表者らは、II型ピレスロイド殺虫剤デルタメトリン(DM)が神経細胞中で、脳由来神経栄養因子(BDNF)など神経機能発現にかかわる一連の遺伝子発現を効果的に誘導することを認めている(J. Pharm. Exp. Ther., 2006)。すでに、DMの新規類似化合物がBDNF誘導能を有していることを認めており、本課題ではこれら新規化合物の脳機能改善効果を調べ、次世代型脳神経疾患治療薬の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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