立位位置知覚能に焦点を当てた高齢者向け後方バランス訓練機器の開発
研究代表者 |
藤原 勝夫 金沢大学, 医薬保健研究域, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 高齢者では、後方に転倒することが多く、後方バランスを改善する訓練法の開発が必要である。本研究では、床の前方移動によって身体前面の筋が活発に活動する後方バランス訓練法を開発する。課題は、1)座位、膝立ち位、立位での安静姿勢保時に床を前方に一過性に移動し、自動的に後傾姿勢を保持させる装置を開発し、2)その装置を用いた適切な訓練法(床前方移動の速度・振幅、訓練頻度)を提案すること、および3)適切な後傾姿勢の感覚参照系の形成状態を評価する方法を確立することである。
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