魚類ウロコを用いたがん細胞の骨転移能簡便スクリーニング法の開発
研究代表者 |
鷲山 幸信 金沢大学, 医薬保健研究域, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 魚類のウロコはヒトの代替骨モデルとしての特徴を有している。この特徴を利用して本研究では、骨転移することが実験的に知られている様々ながん細胞を、ウロコを用いた擬似的な骨環境で培養し、がん細胞と骨芽細胞および破骨細胞の相互作用に基づく骨吸収マーカー、骨形成マーカーの量の変動を測定する。この変動の観測が示す結果により、がん細胞が有する骨への転移能をin vitro 環境で簡便に測定できるスクリーニング法を開発する。
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