研究代表者 |
木村 宗弘 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 液晶表示素子を作製するには、液晶分子を基板上で配向させる必要があるために、その処理法として「ラビング法」と呼ばれる機械的な手法が長年採られてきた。しかし、発塵や静電気の発生が問題となっており、代替法として光配向やイオンビーム法等が検討されている。本研究では、印刷法をベースに液晶の”配向”を対向界面に印刷転写することによって界面分子配向を形成する手法を確立する。マスタードラム側及び基板に適切な条件を与えることによって、プレティルトも付与できる。LCDだけではなく、光学フイルムや電子ペーパー製造技術に応用できる、画期的な要素技術を提供するものである。
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