光線力学療法に用いる新規ケイ素型光増感色素の開発と応用
研究代表者 |
堀内 宏明 群馬大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 光線力学療法は新規癌治療法の一つであり、腫瘍に集積した光増感色素への可視光照射によって発生する一重項酸素を用いて癌細胞を死滅させる治療法である。我々はこれまでに光増感色素の一種であるポルフィリン類にケイ素を導入することにより、一重項酸素の発生効率が向上することを見出している。本課題では、この新技術を従来技術と結びつけることにより、新規ケイ素型高効率光増感色素を開発することを目指す。
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