ドラッグデリバリーシステムを用いた牛過剰排卵技術の開発
研究代表者 |
内山 保彦 新潟県農業総合研究所, 畜産研究センター 繁殖工学科, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 牛生産現場では生産性を高めるため受精卵移植技術が広く活用されている。その技術の中の過剰排卵誘起は、頻回にブタFSH製剤を注射するため、薬剤使用量の多さ、手技の煩雑さ、牛へのストレス等が問題である。これらを解決するため、1回で有効なFSH製剤を開発する必要がある。本研究では、投与作業の省力化、ブタFSH使用量の低減、胚の安定生産を目途として、ポリマーを用いたブタFSH徐放製剤の作成による新しい過剰排卵誘起プログラムを開発する。
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