前立腺組織内遺伝子発現に基づくテーラーメード内分泌治療法の開発
研究代表者 |
鈴木 和浩 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 前立腺癌に対する内分泌療法の個別化を実現するために、前立腺組織内に存在する男性ホルモン代謝酵素の遺伝子発現プロフィールから、LH-RHアゴニスト単独 対 抗男性ホルモン剤併用 の選択をするシステムの開発を目指す。針生検から組織を採集保存し、代謝酵素の合成系/異化系の遺伝子発現量比と治療反応性から、単独治療で十分な発現量比を設定する。この発現量比をもとに、実際の未治療症例に対して単独、あるいは併用治療を行い、その治療反応性から今回のシステムの妥当性を評価する。
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