食用野菜中のホスホリパーゼを利用した工業用酵素製剤の開発
研究代表者 |
仁科 淳良 群馬県立産業技術センター, 研究開発グループ, 研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本研究の目的の一つは、食用野菜に含まれる酵素(ホスホリパーゼ)の特性と利用法を明らかにすることによる、産地廃棄される野菜の有効利用法の提案である。具体的には、これまで検討したキャベツ、大根、キュウリ、なすを含む様々な食用野菜の酵素活性を比較し、ターゲットとする野菜(最も酵素活性の高い野菜)を絞り込む。次に、100gスケールの野菜酵素抽出を行う。さらに、野菜酵素の反応条件の最適化、反応生成物の調査し工業用としての実用性を明らかにする。
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