ラット実験腸炎に対する治療内視鏡による炎症性腸疾患の新規治療法開発
研究代表者 |
鈴木 健司 新潟大学, 医歯学総合病院第三内科, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 炎症性腸疾患は患者数が急増している原因不明の難病である。特に手術後再発が高頻度で生じるクローン病の消化管狭窄に対して、画期的な内科的治療法の確立が切望されている。我々は腸管線維化を生じるラット腸炎モデルを開発し、これに対しヒト用の極細径の気管支鏡をラットの大腸内視鏡として転用した治療内視鏡実験系を新たに確立した。既存薬剤および新規開発薬剤を内視鏡下に線維化を生じた大腸粘膜下へ注入することで炎症性腸疾患に対する画期的治療法を開発することを目指した。
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