高特異性MMPインヒビターの設計によるがん転移抑制剤の開発
研究代表者 |
東 昌市 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | マトリックスメタロプロテアーゼ(MMPs)は、細胞外のタンパク質分解を介して癌細胞の浸潤・転移能を支える。当該グループはβ-アミロイド前駆体蛋白質分子内のMMP-2選択的阻害領域を見出した。一方、癌細胞の細胞膜上に存在するコレステロール硫酸がMMP-7に特異的に結合し、癌の転移能を増強することを明らかにした。本研究では癌治療の有望な標的分子であるMMP-2およびMMP-7 とそれらの特異的結合分子との相互作用を詳細に解析し、これを基に高特異性阻害剤を設計することを目標とする。
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