研究代表者 |
荒川 憲昭 横浜市立大学, 大学院国際総合科学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 卵巣癌組織型の中で明細胞腺癌は特に悪性度の高い組織型である。我が国における明細胞腺癌の発生率は諸外国と比べて上昇しつつあるが、特異的な診断マーカーは確立していない。我々は卵巣癌細胞株のプロテオームを解析し、明細胞腺癌にて著しく増加している細胞膜結合型や分泌型であるタンパク質を5種類見いだした。本課題では、血液中における当該タンパク質もしくはその断片を検出するシステムを確立し、明細胞腺癌の診断における利用価値を評価する。
|