ボツリヌス毒素の糖結合能を活かした新規な細胞識別システムの開発
研究代表者 |
西河 淳 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | C型ボツリヌス菌の産生する毒素は、神経毒素1分子と無毒タンパク質であるNTNHが1分子、HA1が6分子、HA2が3分子、HA3が3分子からなる巨大な複合体を形成しており、HA1とHA3がそれぞれ異なる糖鎖を認識して結合するレクチン活性を持つことから、様々な糖鎖構造に対して結合性が異なるという性質を持つ。そこで本プロジェクトでは、細胞の分化・癌化などにより微妙に変化する細胞表面の糖鎖構造を感度良くとらえる試薬としての毒素複合体の利用を検討するものである。
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