アルブミン分子のブラウン運動に基づく血清(血漿)粘度測定装置の改良開発
研究代表者 |
岡﨑 登志夫 北里大学, 医療衛生学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 血清(血漿)蛋白質主成分で、分子サイズ既知のアルブミン分子のブラウン運動の拡散係数から、アインシュタイン-ストークスの式に基づいて血清(血漿)粘度を測定する新しい方法及び装置を考案した。血液粘度の上昇が心筋梗塞や狭心症などの循環器障害やその他のさまざまな疾患の発症と関係することが知られている。血液の粘度に関する正確な情報を簡便に提供できる当該装置の実用化は、生活習慣病に関する予防医学の観点からも極めて有用であると考える。
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