全合成人工酸素運搬体(リポゾーム封入HemoCD)の開発
研究代表者 |
川口 章 東海大学, 医学部再生医療科学, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本課題では、人工酸素運搬体(HemoCD)を全合成し、これをリポソーム封入などの血管外漏出防止措置を施した上で、主に脳梗塞や創傷治癒などの虚血性疾患での有用性を検討する。さらに、酸素親和性・粒子径・表面処理などを最適化して実用化を目指す。HemoCDは合成物で生物由来物質と違うため、1)感染症の危険がなく、2)豊富な原料からの量産とコスト低下が見込まれ、3)分子量が小さいため更なる機能向上などが期待される。
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