微粒子ショットピーニングを用いた、高密着性DLC被覆アルミニウム材料の開発
研究代表者 |
中村 紀夫 神奈川県産業技術センター, 材料技術部, 技師
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | アルミニウム合金を用いた部品の軽量化が重要となっているが、鉄系材料に比べ耐摩耗性や強度が低いために、新たな表面処理が必須である。一方、耐摩耗性に優れるDLCコーティングはアルミには親和性が低く、十分な密着強度が得られていない。今回、微粒子ショットピーニング硬化層を形成したアルミニウム合金基材にDLCをコーティングした結果、密着強度が大幅に向上することを見出した。本研究を通じて実用化技術を確立する。
|