ナノ磁性粒子を利用したPCR-free遺伝子検出法の開発
研究代表者 |
田中 剛 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 病原性細菌(大腸菌)の16S rRNAをターゲットとした即時性、簡便性に優れたPCR-free遺伝子検出法の開発を目的とする。本法の特徴は、PCRによる遺伝子増幅に代わり、ナノ磁性粒子を用いてRNAを磁気濃縮することで系内のRNA増幅する方法を採用する。蛍光標識DNAプローブをナノ磁性粒子上に濃縮されたRNAとをハイブリダイゼーションさせることで、RNA検出の高感度化を実現する。
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