有害物質特異吸着性ナノ多孔リン酸カルシウム被膜の開発
研究代表者 |
川井 貴裕 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 主に硬組織修復材料として利用されているリン酸カルシウム化合物は、体内環境を模倣した水溶液に基板を浸漬させるだけで、その表面にナノメートルサイズの多孔質微結晶として析出させることができ、高機能な吸着薄膜としての応用が期待できる。この環境負荷の極めて小さいプロセスで得られる化合物が、様々な有害物質に相互作用する吸着材として利用できるようにその組成および形態を制御し、新しい環境浄化材料として展開する。
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