きのこ廃菌床由来カブトムシ堆肥を用いた有機育苗培土の開発
研究代表者 |
森岡 幹夫 山形県農業総合研究センター, 農業環境研究部, 専門研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 有機栽培を行う場合、JAS法に適合した育苗培土は高価で種類も少なく、生育が不安定で有機農産物の生産拡大のネックとなっている。そこで、地域未利用資源であるきのこ廃菌床由来の「カブトムシ堆肥」を原料とした有機育苗培土を作製した。この育苗培土には野菜苗の生育促進効果や土壌病害の抑制効果が確認されたが、これらの要因となる物質の特定には至っていない。そこで、カブトムシ堆肥に含まれる生育促進物質や抗菌物質を特定し、さらに効果を高めた有機育苗培土を開発する。本課題では、各資材中の化合物を網羅的に解析するメタボローム解析により、カブトムシ堆肥に含まれる有効成分を分析し解明する。
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