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タンパク質アクチノヒビンを用いた多剤耐性株に有効かつ副作用の少ない抗エイズ薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

田中 晴雄  いわき明星大学, 薬学部, 教授

研究期間 (年度) 2008
概要エイズウイルス(HIV)の遺伝子はRNAであり、DNAを遺伝子とする生物より100万倍の強さで変異する。そのため、効果的なワクチン開発の見通しも立っていないし、抗HIV薬の効かない耐性株が容易に出現する。我々は、これまでの抗HIV薬とは異なる機構により、多剤耐性HIV株にも有効な新しい抗HIVタンパク質・アクチノヒビン(Actinohivin:AH)を発見した(日本特許 3962772,米国・豪州で登録済み)。本課題では、ポリエチレン・グリコール(PEG)化インターフェロン(半減期の長いC型肝炎治療薬)の例に倣って、PEG化AHを作製し、体内で半減期が長く安定でしかも副作用の少ないエイズ発症予防とエイズ治療を目的とした注射薬の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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