Nrf2活性化に基づく脳血管障害予後改善剤評価法の開発
研究代表者 |
吉田 秀見 弘前大学, 大学院医学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 神経細胞は神経成長因子NGFなどの神経栄養因子を持続的に必要とする。酸化ストレス応答を制御する転写因子Nrf2は、活性化されるとNGFの発現を誘導することがわかってきた。グリア細胞は虚血や再潅流後の脳における神経細胞機能を保護・維持しようとする。脳血管障害の治療や予後改善のために、アストロサイトの潜在的な機能に注目し、Nrf2誘導剤等の組合せによる神経栄養因子産生の効果的活性化法を検討、評価する。
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