DNA鑑定技術を用いた放流用ナマコの新たな標識法の開発
研究代表者 |
奥村 誠一 北里大学, 水産学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 近年、我が国から中国へのナマコの輸出が急増し天然資源の枯渇が危惧される。そのため栽培漁業が重要視されるが、効果的な栽培漁業を行うには放流効果の評価が必要である。しかし、ナマコは物理的標識を離脱させるため、標識による放流効果の評価は困難である。本研究では、優れた個体識別法であるマイクロサテライトDNA分析技術を用いて、放流種苗の個体識別を可能にすることで、放流効果の評価に資することを目的とする。
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