ローズマリー由来のカルノシン酸のヒト脂肪肝予防への応用
研究代表者 |
佐藤 拓己 岩手大学, 工学部福祉システム工学科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 社会問題となったメタボリックシンドロームは、肝機能の破綻が起点となって症状が現れる。肝細胞の機能を保護する化合物として、ローズマリー由来のカルノシン酸に注目している。カルノシン酸はKeap1/Nrf2経路を活性化する親電子性物質であり、肝細胞を保護する。本課題はカルノシン酸が、1)肝細胞を保護することをマウスで示すこと、さらに2)ヒトの脂肪肝を抑制することを証明する。これらの知見を基に、脂肪肝を予防する機能性食品の開発を目指す。
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