研究代表者 |
長嶋 宏之 岩手県工業技術センター, 企画デザイン部, 専門研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 岩手県の「南部鉄器」の鋳鉄製厨房用品には有機系塗料が使用されているが、有機化合物に不安を感じる消費者も多い。鋳鉄製品の表面処理として安全性の高いホーロー加工は高額な設備投資と技能の育成を要し、県内鋳造業に普及が進んでいない。本研究では、人体への影響が少なく、硬化後にはガラス質の塗膜を形成し、高い耐熱性・耐候性を有する無溶剤・無機質塗料の鋳鉄への塗装法確立と県内鋳造業で可能な塗装法への転換を目指す。
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