天然多孔質素材及びカラギーナンを用いた低環境負荷ヤマビル駆除材の開発
研究代表者 |
村上 英樹 秋田大学, 工学資源学部附属環境資源学研究センター, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 秋田県、神奈川県等、全国30府県で問題となっているヤマビル被害に対し、環境に負荷を与えることなく、駆除する方法を開発する。現在、ヤマビルの駆除には有害昆虫忌避剤として有名なディートが主に使われているが、人体や生物に対する毒性が海外で報告されており、大量に散布することができず、安全で効果的な駆除法が確立していないのが実態である。そこで本課題では、珪藻土、ゼオライト、カラギーナンを始めとする人体や環境に安全な物質に、ヤマビル忌避効果がある酢酸(木酢液)や塩化カリウムを組み合わせて、有害生物駆除材を作製する。
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