キチン系バイオマス資源の酵素分解技術と量産化に関する検討
研究代表者 |
戸谷 一英 一関工業高等専門学校, 物質化学工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | カニ殻など甲殻を原料として精製されたキチンから製造される天然型グルコサミンは関節痛軽減や美肌効果により食品や化粧品などで急速に市場が拡大しているが、製造工程が煩雑で大量の劇薬を使用する。代表研究者らはメカノケミカル粉砕技術と直接酵素分解法の組合せによりキチン質から本単糖を安価に安全に高収率で製造する“環境負荷低減技術”の実用化を目指している。本課題では、精製キチンを原料とした単糖の量産化検討と、従来不可能であったカニ殻からの直接単糖製造技術の確立を実施する。
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