研究代表者 |
橋本 正則 北海道医療大学, 歯学部・生体材料工学分野, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 歯科用接着性レジンにモノマー含有ナノカプセルを添加することにより自己修復能をもつ接着性レジンを開発する。歯冠修復用レジンは長期臨床使用において咬合圧、水分浸透、唾液中のエステラーゼ活性などより二次カリエスの誘発、レジン修復物の脱離により再治療を余儀なくされる。しかし、劣化によりレジン内にリーケージが生じてもナノカプセルが破裂し、その内部にあったモノマーが流出し、マトリックス内の触媒に触れて重合硬化する機序により自己修復材料の開発が可能となる。
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