研究代表者 |
河津 信一郎 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | ウシ小型ピロプラズマ病は、全国の牧野で発生し、その食料生産に与える影響は少なくない。一方、小型ピロプラズマ病の診断については、これまでに、原因原虫の粗精製タンパク質を抗原とした、血清診断法の試験開発がおこなわれてきた経緯がある。しかしながら、現行の血清診断法は精度・感度ならびに再現性の問題から野外一般での標準的な使用には至っていない。これらの状況を踏まえて本研究では、同原虫の組換えタンパク質を抗原とする血清診断法の開発とその標準化を目標とする。
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