道産キトサンを用いた歯槽骨再生ナノ複合体の開発と実用化
研究代表者 |
柏崎 晴彦 北海道大学, 大学病院・歯科診療センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 歯周病患者の歯槽骨喪失による咀嚼機能の低下は、著しくQOLを損なうが、現状では失われた咀嚼機能を十分に回復させるような歯槽骨再生材料は存在しない。我々は、これまでに道産カニ由来のキトサンとハイドロキシアパタイト結晶がナノレベルで複合化した新規足場材料の合成に成功した。今回、この足場材料が細胞の遺伝子発現・表現型に与える影響を指標に、歯槽骨再生に最適なナノ構造と生理活性物質を付与した生命機能マテリアルを開発することを目的とする。
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