研究代表者 |
進藤 覚弥 北見工業技術センター運営協会, 事業推進課, 課長
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 流体と固体界面に生じる流動抵抗(流体摩擦抵抗)は、船舶や航空機等の推進に際し多大なエネルギー損失を伴う。流動抵抗の低減方法として最近、船体への撥水性塗料の塗布、航空機翼へのリブレット(微細溝)の形成が検討されている。本研究は、接触角θ=140°以上の撥水性と表面粗さRa=10μm前後の微細凹凸を有する溶射皮膜に関し、水及び塩水に対する乱流・層流域での流動抵抗低減効果と耐久性を明らかにし、水中機器・船舶等へ応用する際に必要な基礎データを蓄積する。
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