概要 | アレイ解析の結果から、愛玩動物の口腔内には人の歯周病の原因菌が存在し、これが人獣共通感染症であることがわかった。歯周疾患の原因細菌のゲノム解析をアレイCGDによって行い、すでに解読されているゲノム情報との比較から基本的な細菌細胞の生命現象および病原性遺伝子に絞り込み、関連する多くの遺伝子のネットワークを解明し,ここでの情報をもとに新規のペプチド抗原を複数決定できた。診断用抗原として、これらのペプチドの臨床応用を試みる。さらに、ワクチン用抗原として愛玩動物の口腔から人への感染を遮断するため、動物用ワクチンを開発する。
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