量子化学計算によるphotodynamic therapy増感剤の分子設計
研究代表者 |
長谷川 淳也 京都大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 理論化学計算は、反応の予測や新規な分子設計において、重要な方法論となっている。分子の光吸収波長を制御する上では、分子の励起状態の性質を理解した上で分子設計することが効率的である。本応募課題は、我々が開発してきた精密な理論計算手法に基づき、ガンの有効な治療方法の一つであるphotodynamic therapy(PDT)における光増感剤となりうる分子の設計を行う。具体的には外部からの照射光を有効に吸収し、がん組織において一重項酸素を効率的に生成しうる分子を設計する。
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