不織布状活性炭への分解・除去機能付与技術に関する研究
研究代表者 |
島上 祐樹 愛知県産業技術研究所, 三河繊維技術センター 開発技術室, 主任
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 通常の活性炭は物理吸着が中心であるため、有害物質の除去を目的とした分野では、環境の変化によって有害物質が再放出される問題がある。また、吸着が飽和するとそれ以上吸着することができないため、数ヶ月程度で交換する必要もある。このような課題を解決するため、不織布状の活性炭に各種触媒を担持させて、吸着作用により捕捉した物質を触媒の作用で分解・除去できる素材を開発して、トルエンやアセトアルデヒドが効率的に除去できる触媒/活性炭フィルターへの展開を図る。
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