体系的番号 |
JPMJSA0803 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0803 |
研究代表者 |
平田 悟史 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 今あるものを無駄なく活用し、地球温暖化の抑止に貢献 サトウキビやトウモロコシを原料とするバイオエタノール燃料は、大気中のCO2を増やさず地球温暖化抑止に効果的なことから、需要が高まっている。しかし食料・飼料生産との競合による価格高騰、栽培地拡大に伴う森林地伐採等の問題がある。そこで、サトウキビから糖液をしぼったあとの残りかす(バガス)や茎葉等の廃棄物からバイオエタノールを生産する技術開発が進行中である。バガスや茎葉等は構造が強固で、しかもエタノールに変換できない成分が含まれている。 バガスや茎葉の利用に最適な燃料用エタノール生産システムを作る 強固な原料を少ない投入エネルギー量で分解する技術を開発するとともに、新しい発酵菌の開発にも成功した。持続可能なバイオ燃料生産によって地球温暖化の緩和に貢献することを目標に掲げ、東南アジア等他の地域への展開も視野に入れている。
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研究領域 | 環境・エネルギー(気候変動) |