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携帯電話に搭載可能な超高速通信用ミリ波ビームフォーミングアンテナの研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 加藤 修三  東北大学, 電気通信研究所, 教授
研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要申請者はこれまでに、ミリ波(60 GHz)通信方式実用化のボトルネックとなっていた、(1)複雑な回路によるアンテナビームの制御、(2)アンテナの強い指向性による低い通信信頼性(接続性)を解決するために、(1)に対しては離散的な位相だけでビームを制御する方式とLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)技術を用いた低損失移相器によるビームフォ- ミンク回路の小型化及び低損失化を、(2)に対しては人工的に反射波を増大させ、かつ“最適なビーム”と“2番目に最適なビーム”を同時に追尾する方式を考案した。本研究では、これら所有特許をベースとしたビームフォーミング機能用RF(Radio Frequency) ICの設計・開発・検証を行い、携帯端末に適用できる簡易でかつ超高速通信(3Gbps相当)の高信頼化(2倍以上)を図ることができるミリ波用ビームフォーミングアンテナ技術を実現する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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