携帯電話に搭載可能な超高速通信用ミリ波ビームフォーミングアンテナの研究開発
研究責任者 |
加藤 修三 東北大学, 電気通信研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 申請者はこれまでに、ミリ波(60 GHz)通信方式実用化のボトルネックとなっていた、(1)複雑な回路によるアンテナビームの制御、(2)アンテナの強い指向性による低い通信信頼性(接続性)を解決するために、(1)に対しては離散的な位相だけでビームを制御する方式とLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)技術を用いた低損失移相器によるビームフォ- ミンク回路の小型化及び低損失化を、(2)に対しては人工的に反射波を増大させ、かつ“最適なビーム”と“2番目に最適なビーム”を同時に追尾する方式を考案した。本研究では、これら所有特許をベースとしたビームフォーミング機能用RF(Radio Frequency) ICの設計・開発・検証を行い、携帯端末に適用できる簡易でかつ超高速通信(3Gbps相当)の高信頼化(2倍以上)を図ることができるミリ波用ビームフォーミングアンテナ技術を実現する。
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