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肝硬変・肝不全に有用な骨髄由来Nano-induced Stem Cell(Nano-iSC)分離培養技術の臨床開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 坂井田 功  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要少量の骨髄液から有効な細胞を分離・培養し、治療に必要な量が確保できる技術の確立を目標としている。これまでにも山口大学チームは単核球細胞自動分離装置の研究・開発を行っており、これを改良することで少量の骨髄液からでも肝再生に有効な骨髄単核球細胞を分取する(この単核球細胞自動分離装置の中核である分離カラムフィルターの基本特許は共同研究企業によりすでに申請されている)。その後は、ナノマテリアルコーティング培養皿で培養増殖し、治療に必要な細胞を加工培養する技術を確立し、最終的に骨髄単核球細胞自動分離カラム装置、ナノマテリアル培養皿の製品事業化を伴った新たな骨髄由来Nano-induced Stem Cell(Nano-iSC)を用いた肝臓再生療法を実現する。なお、ナノマテリアルコーティング培養皿についての特許出願は有効な基材選定が済みしだい行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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