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フリーピストン型スターリング冷凍機とサーモサイフォンを用いた深部腫瘍性病変の凍結治療装置開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 礒田 治夫  名古屋大学, 医学部保健学科, 教授
研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要凍結治療は腫瘍を低侵襲的に凍結・解凍により壊死させ、正常組織の損傷を抑えながら凍結免疫も期待できる治療法で、腫瘍と凍結領域を超音波(US)、CTまたはMRガイド下で高精度モニタリングすることでより安全かつ正確な治療が行える。既存類似技術として ジュール・トムソン効果や液体窒素を用いた凍結治療装置があるが、前者ではガスボンベ、後者では液体窒素の容器が必要で、装置全体が大型で取り扱い難く、さらに高価である。本研究ではフリーピストン型スターリング冷凍機とサーモサイフォンを組み合わせることにより、イメージガイド下で治療でき、小型・安価・操作性に優れた凍結治療装置を研究開発する。近年急増している乳癌を最初のターゲットとし、USガイド下の根治治療に加え整容性の向上を図り、さらに深部腫瘍性病変への適用拡大を目指す。また、将来の薬事申請を視野に入れ、安全性の確認・動物実験による有効性の確認を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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