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関節疾患治療のための新規注射剤の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 岩崎 倫政  北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要現在、外傷性関節軟骨欠損や変形性関節症などの関節疾患において治療に用いられるヒアルロン酸製剤は動物由来製剤が主流であり、安全のための精製にコストがかかる等の欠点がある。また、最も有効な治療法は人工関節置換術であるが、それは安定したものである反面、高コスト、置換物のゆるみ、感染症など問題が存在している。代表研究者等は、幹細胞を活性化する基材として植物由来の新規マテリアルを用いて、軟骨損傷部に集まる骨髄間葉系幹細胞の活性化による軟骨再生を実現している。既に大型動物での研究で軟骨再生治療の確証を得ており、軟骨修復・再生の作用機序を検証し、実用化を目指す。本成果により介護、QOLへの貢献も大きく期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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